2019.08.20

インタビュー| 金澤 登志一

常務取締役

金澤 登志一Toshikazu Kanazawa

Profile

2015年入社

1978年3月高崎経済大学経済学部卒業後、同年4月株式会社北海道拓殖銀行入行、その後1998年11月事業承継により株式会社北洋銀行に移籍、2012年まで34年間銀行員として勤務。その後は急性期病院(病床数180)の事務長として勤務し、その病院の再建及びM&A(事業譲渡)を成し遂げた経験があります。2015年6月に当社常務取締役に就任、主に総務・経理・債権管理を統轄しています。当社では、今までの経験と強みを生かし、税務会計・法務対策を中心に顧問弁護士や公認会計士等と連携して、事業承継対策や事故防止対策によるリスク極小化等に日々取り組んでいます。

Interview

60周年を迎えて、今のお気持ちを聞かせてください。

金澤

私自身入社後4年3ヶ月という短い期間で、先代社長からの事業承継の実現と現社長への新経営体制移行、並びに記念すべき創業60周年という当社にとって大きな節目に身をおくことができてとてもうれしく思います。

新たなミッション『地域とわくわく、地域にあんしん、地域へまっすぐ』にはどのような思いが込められていますか?

金澤

創業以来「北のくらしのすぐそばに」を理念に地域に根ざした企業であり続けるという想いは、このたびの新たなミッションに変わってもその根本は変わりません。当社が何のために存在するのか、その価値は何なのかを改めて自分たちで再認識して、具体的な行動を通してその価値をお客様に届けたいと思っています。

入社してから現在に至るまで、感じている“変化”はありますか?

金澤

4年3ヶ月という短い期間ですが、とても大きな変化を感じています。事業承継と新経営体制への移行、商号変更、事業の多角化、子会社の吸収合併、新システムへの移行、新人事制度導入等、矢継ぎ早に多くの重要な施策を展開しており、体制面及び事業内容とも大きく変わろうとする、まさに当社歴史の転換点にあると感じています。

堅苦しい質問は一旦置いておいて、プライベートの過ごし方をこっそり教えてください。

金澤

近隣に居住する孫3人(2歳、4歳、6歳)の相手と家内のアッシー君でプライベートはほぼつぶれます(笑)家内と娘2家族とも旅行やショッピング等の外出が好きなので、休日は結構一緒に連れまわされています。

日頃、仕事をする上で大切にしていることは何ですか?

金澤

脚下照顧、現状否認の実行。現状に満足せず、よりレベルアップを目指すためにも常に変革の意識を持って取り組むこと。現状に満足して何もしないでいると進歩も無い、どんな良い状況下でも必ず改善すべき点はある。今だから出来ることがあるし、今のうちに手を打つべきことは必ずあると思っています。

札幌アポロはどんな会社ですか?

金澤

先代社長の子息2人(30歳と29歳)が経営陣に名を連ね、斬新な発想とエネルギッシュさを感じる会社です。非上場ですが、もともと会社の財務基盤は磐石で、銀行出身の私から見ても財務内容のとても良い堅実経営の会社です。現在の総合エネルギー会社としての地位に安住せず、未来を見据えて新たな不動産仲介業に参入する等事業の多角化にも積極的にチャレンジしています。将来的には住まいのことすべてにお客様のニーズに対応できる会社を目指したいと考えています。

社員にはどのように働いてほしいですか?

金澤

何事も自分の意見をしっかり持って、前向きに取組んで欲しいと思います。会議の場では必ず自ら意見し、決まったことには協調して積極的に行動すること。また、一連の制度改革の中で特に社内個人面談の機会の場を増やしているので、仕事のことそれ以外のことでも、1人で悩まず困ったことはフランクに上司に相談して欲しいと思います。一人ひとりの社員がお互いのことを大切に思い尊重し合える社内風土をつくっていきたいと思います。

さいごにメッセージをお願いします。

金澤

本年6月に創業60周年を迎えられたのも、今までご支援いただいた地域のお客様、取引先、業界関係者及び社員のおかげと心より感謝しております。この場を借りて改めて感謝申し上げます。この60周年を機に策定した新たなミッションのとおり、今後ともお客様には誠実に向き合い、安全をしっかり守り、より良い暮らしにつながるわくわくするような提案と取り組みを続けてまいりたいと考えておりますので、どうぞよろしくお願いいたします。