2021.02.20

LPガス非常用発電機のご紹介

こんにちは。販売課の黒木です。
【前回の記事「ガスの空調機「GHP」のご紹介」を読む】
 
近年、災害に備えるご家庭や事業所さまは増えていますが、『非常用発電機』をご存知でしょうか?
非常用発電機とは予期せぬ事故や災害で建物内等への電力供給が止まった場合、代わりに電力を供給するための機器です。
大別すると設置型とポータブル型の2種類あります。
 
【設置型】
パワフルな発電能力で、大型施設での事業継続・維持に必要な電力を補います。例えば…病院やビル等の電力供給エレベーターの稼働、工場内の生産ラインを稼働させながら温度を維持する保管庫等に送電できます。
 
【ポータブル型】
持ち運べて、簡単に稼働できます。動画に登場する非常用発電機の出力電力は900VAで、2台併用して約1600W発電可能です。1600Wあれば、例えば…同時にデスクトップパソコン3台とプリンター1台使用、冷蔵庫1台稼働、携帯電話(スマートフォン)3台を充電することができます。
 

※発電機の取扱説明書記載の稼働方法・注意事項等を必読の上ご使用ください。※稼働時に発電機本体から排気ガスが出るため、必ず換気の良い屋外で使用してください。※安全にお使いただくため、取扱説明書の定期点検表に基づいて点検してください。エンジンオイル点検交換・エアクリーナー点検清掃等が必要です。
 
札幌アポロではこうした非常用発電機も取り扱っています。設置型かポータブル型かを選ぶ上で、各事業者さまには“停電時に必要な電力”を把握しておいていただく必要があります。停電時に必要な電力が分からないという事業者さまは、当社シミュレーションシステムを使って試算できますのでお気軽にお問い合わせください。
 
実際に当社では各事業所に非常用発電機を完備し、緊急時にもLPガス等のエネルギーをお客さまに継続して供給できる体制を整えています。
■SS
ガソリンを燃料とするキャスター付きの緊急用発電機

 
■営業所
LPガスを燃料とするポータブル型

 
■グループ会社
LPガスを燃料とする設置型

 
非常用発電機の燃料には他にも軽油や灯油等がありますが、それらの中でも『LPガス』がおすすめです!
なぜかというと…LPガスは建物ごとに供給することが多く、復旧が早い等の特長がある“災害に強いエネルギー”だからです。
2011年3月に起きた東日本大震災で復旧にかかった日数を比較しても、その差は一目瞭然です。

復旧にかかった日数
LPガス 41日後
都市ガス 53日後
電力 99日後

 
現在、非常用発電機の導入を検討中の事業者さま、既に軽油・重油の非常用発電機をお持ちのお客さまも燃料リスク分散のためにぜひLPガス非常用発電機をご検討ください。
事業者さまの燃料の使用用途、ご要望に応じた非常時の発電方法・発電能力等のご提案をさせていただきます。また、防災訓練の立ち合い等のサポートも行なっておりますので、お問い合わせフォームからお気軽にご連絡ください。担当者が責任を持って、ご対応させていただきます!

LPガスへの燃料転換・災害用バルクについてはこちら!