今年も残すところあと1ヵ月ほどとなりました。年末に向け大掃除の準備に取り掛かり始める方も多いのではないでしょうか。そこで今回は、掃除する箇所も多く面倒に思われがちなキッチンのお掃除ポイントについて紹介いたします！
キッチンに発生する汚れは油汚れや水垢、カビやヌメリなど種類がたくさん！そんなキッチンは汚れごと・部位ごとにお掃除の仕方を分ける方法が効果的です！
 

 
1.コンロ
油汚れ・焦げ付きが主な汚れです。そんな汚れには重曹などのアルカリ性の洗剤がよく効きます！コンロ上の焦げ付きなどの汚れには重曹に少量の水を混ぜた重曹ペーストを塗って20～30分放置し、こすり落とすと汚れが落ちやすいです。五徳などの外せる部品は外して、重曹を溶かしたお湯に20～30分程度つけ置きしてからスポンジなどでこすりましょう。

ただし、アルミ素材を使用したコンロの場合はアルカリ性の洗剤を使うと変色を招く場合があるため、中性洗剤の使用をお勧めします。
 
2.レンジフード
油汚れ・ホコリが主な汚れです。整流板やフードの表面は中性洗剤を溶かしたお湯に浸した布で拭き取りましょう。

フィルター・ファンなどには特にガンコな汚れがこびりついていることが多いため、中性洗剤を入れたお湯に30分程度しっかりつけ置きしてスポンジやブラシで洗いましょう。このとき、お湯が冷えると油が固まり落としにくくなってしまうので、お湯が冷めきらないように注意する必要があります。レンジフードはアルミや亜鉛メッキコーティングを施した鋼板を使用していることが多いため、素材を傷つけないためにアルカリ性や酸性の洗剤は避け中性洗剤を使用しましょう！
 
3.シンク
水垢・石けんカス・ヌメリが主な汚れです。水垢はアルカリ性、石けんカスやヌメリは酸性の汚れですので、それぞれに合った性質の洗剤を選ぶことが大切です。ただし、人造大理石製のシンクをお使いの場合は素材を傷つけないために中性洗剤を使用しましょう。
水垢にはクエン酸を使用するのがお勧めです。200ml程度の水にクエン酸小さじ1を溶かした液体を水垢にかけて拭き取りましょう。より汚れが気になるときは液体をかけた上からキッチンペーパーを貼って20～30分放置してから拭き取るとより効果的です！排水口やシンクの角はヌメリやカビが発生しやすいため、重曹を振りかけて歯ブラシなどでこすりましょう。

より汚れが気になるときは、重曹に加えてクエン酸とお湯をかけ、泡が立ってから10～15分放置しぬるま湯で流すと臭いやヌメリを簡単に浮かせることができます。
 

 
今回はキッチンのお掃除ポイントについて紹介しましたが、キッチンを長くお使いの場合、お掃除性能が落ちてきてしまう場合もあります。そんなときは思い切って新しいキッチンにリフォームしてはいかがでしょうか。
 
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