2020.12.04

ガスの空調機「GHP」のご紹介

こんにちは。販売課の黒木です。
 
事務所や工場等に設置している空調機といえば、エアコン等の電気で動くEHPのイメージをお持ちの方が多いと思いますが、ガスを燃料とする空調機『GHP(ガスヒートポンプシステム)』はご存知でしょうか?
GHPはその名の通り、屋外に設置する室外ユニット内の圧縮機をガスエンジンで動かす空調機です。今回はそんなGHPの特長をご紹介します!
※圧縮機:夏は冷たい冷媒、冬は暖かい冷媒を室内ユニットに送風して快適な室温にする機器
 
特長①パワフルな暖房で快適な室温
GHPはガスエンジンの排気熱を有効活用して、パワフルな暖房で素早く室内を暖めます。EHPは除霜運転中に暖房が停止してしまいますが、GHPは運転しながら霜とりするので除霜運転によって暖房が停止することもありません!
また、室温に応じてエンジンの回転数が変わる『インバーター効果』で無駄なく快適な室温を実現!「冬場に室内がなかなか暖まらない」「EHPを使っていて電気の消費量が多い…」等のお悩みを解消できる機能が備わっています。
 
特長②電気料金を10分の1に削減!
GHPはEHPよりも電気の消費量を10分の1に削減できます。季節ごとの消費電力の差も小さくなるので契約電力の低減にもつながります!
GHPを設置することで、受変電設備(キュービクル)が不要になり、設備投資や維持管理のコストを削減できるケースもございます。

 
使用電力の大部分が空調の事業者さま、夏と冬の電気料金の差が大きい事業者さまほどGHP導入のメリットを得られます!
例えば、約1140㎡の一般事務所に105馬力のGHPを取り付けた場合と、EHPを取り付けた場合のランニングコストを試算すると…GHPの設置で年間約800,000円ものランニングコストを削減できます。
※算出条件 電力料金:北海道電力業務用電力/ガス料金:札幌アポロ 空調用料金
 
お客さまの使用用途に応じてGHPも含めたさまざまな機器や燃料転換等、幅広いご提案をさせていただきます。GHPを導入した場合の年間使用料のシミュレーションも承っておりますので、少しでもご興味がある方はお問い合わせフォームからお気軽にご連絡ください。担当者が責任を持って、ご対応させていただきます。