2021.02.19

寒い北海道でも安心!低温始動性に優れた「ダフニースーパーハイドロST」のご紹介

こんにちは!販売課の野村です。
【前回の記事「白いグリース「グリースMP」のご紹介」を読む】
 
今回は出光興産製の省エネルギー型油圧作動油「ダフニースーパーハイドロST」の特長を2つご紹介します!
 
【特長1】優れた低温始動性!
ダフニースーパーハイドロSTはベースとなるオイルの性能が高く、出光興産独自の特殊ポリマー等の特殊添加剤を使用しているため、温度による粘度変化が少ないです。
従来の油圧作動油は低温になると凝固して、機械の始動に時間がかかってしまうのですが…
ダフニースーパーハイドロSTはウォーミングアップの時間を短縮できて、生産性の向上にも役立つ“省エネ作動油”です!
 
ここで試験動画をご覧ください。ダフニースーパーハイドロSTと市販品の油圧作動油をそれぞれガラス瓶に入れて、玉が落下する速度を比較しました。
 

 
試験は当社白石営業所の敷地内で行ないました。このときの札幌市の外気温は-2.6℃で、ガラス瓶を雪の中に埋めて1時間後に取り出しました。動画から、市販品よりもダフニースーパーハイドロSTの方が固くなっていないことがお分かりいただけたかと思います。
冬の寒さが厳しい北海道にぴったりな、低温始動性に優れた作動油です!

 
【特長2】Zn(亜鉛)系添加剤不使用でスラッジを抑制
従来、油圧作動油には機械の摩耗とオイル自体の酸化を防ぐため、添加剤が含まれています。しかしその反面で、Zn系添加剤にはフィルターの目詰まりや電磁弁の動作不良等の原因にもなる“スラッジ”が発生しやすい性質もあります。
ダフニースーパーハイドロSTはZn系添加剤を使わず、代わりの摩耗防止剤・酸化防止剤を使っているので、安心してお使いいただけます。
従来品と同等、もしくはそれ以上の性能を保ちながら“スラッジ”の発生を抑えられる優れものです!
 
 
Zn系油圧作動油を使った場合と非Zn系作動油を使った場合の写真です。その差は一目瞭然ですね。
 
ダフニースーパーハイドロSTには他にも配管内の圧力損失を低減して、ポンプ効率の上昇や電力の消費も削減できる省エネ効果もあります。
「朝、機械の始動に時間が掛かる」「冬になると電気代が高くなって困る」等のお悩みをお持ちの事業者さまはぜひ、お問い合わせフォームからお気軽にご連絡ください。ご希望いただければ、事業者さまの実機で行なう使用電力の測定も承っております!